出版物のご案内
「閉じこもり問題の基本ポイント集」 前川哲治
ストレスカウンセリングセンター刊 800円
「閉じこもり(ひきこもりを含む)についての基礎的な問題点の解説と、「閉じこもり」講習会の毎月のテーマ解説のうち最近のものを、合冊しました。
臨床面で出会う、実践的な問題について解説しています。
閉じこもりの問題はとても、難しいのですが、「とても分かりやすくて、役に立つ」と言っていただいています。
「閉じこもり症候群の理解と解釈のために(前編、後編) 前川哲治
(雑誌「ライフサイエンス」Vol.22 No.2、No.3 1995)財団法人生命科学振興会刊 コピー版 700円
13年前のものです。私が「閉じこもり(症候群)」と名づけてまとめたのは20年前のことです。これは「閉じこもり」講習会で取材されたものが掲載されたのです。当日は会場は100人という、会場いっぱいの参加者でした。
いま読んでいただいても、充分お役に立つと思います。「本当に何回も繰り返して読みました」と言ってくださる、親の方もいます。
「魂の叫び」 恵子
ストレスカウンセリングセンター刊 500円
これはつらく苦しかった心境を表現した詩の標題です。とても分かりやすく、みごとに言語化されています。当時、センターに取材に来ていた、読売新聞の記者辻美弥子さんが、この詩を読み、「自分にはこんな体験はないけれど、よく感じが伝わってくる。本人さんの取材はできないでしょうか」ということで、3か月ほど慎重な取材がつづき、読売新聞紙面に「心の日記帳」として15回にわたり連載されました。
さらに、父母、祖父母に対し、手紙の形で生育的につらかったことを書いており、やがて、本人さんに求められて、父母、祖父母も返事を書きました。それらを合わせて冊子にしたものです。
「お父さん、お母さんへ・告発と和解 ー閉じこもり脱出の道標ー」真意子
ストレスカウンセリングセンター刊 700円
恵子さんの詩がひとつのヒントになった面はあるとしても、これだけの徹底した両親、とくに父親との親子関係の見直し、告発を書きあげることは、揺れがありながらも、かなり元気を回復してきたから、できたことです。目的は和解ですが、和解のためには、両親の期待に合わす、よい子の演技の裏でどんなに苦しんできたかを親に理解してもらうことが必要であり、そのための告発が必要であったのです。
すでにお母さんにはかなり話せるようになり、お母さんも理解してくれてきたので、矛先はお父さんに向けられました。お父さんはいつも、不機嫌で、こわい感じであり、まともにお父さんと話せないままでした。それに対して、お父さんも誠意のある返事を書いてくれました。ことに、「かけがえのない愛する娘へ」という表題には、不器用であっても、お父さんの愛がこめられています。
親が子どもの位置で子どもを理解することに本書はとてもお役に立つでしょう。本書を読んでくれた、閉じこもりの本人さんは、男性も含めて「自分が感じてきたこととそっくりのことが書いてある」と言ってくれます。
「閉じこもりのキーパーソンはほんとに父親なのか」(04年シンポジウム報告集)
ストレスカウンセリングセンター刊 1,000円
パネリストは体験者である、お父さん2人、お母さん1人、本人さん1人です。
閉じこもりの問題は、人間関係挫折の問題であり、たどると、両親と本人さんとの親子関係の問題に帰着します。親子の信頼関係がつくられているのに、本人さんが閉じこもるというケースはありません。
父親も親ですから、父親と子どもとの信頼関係づくりは父親がすることが親としての責任です。しかし、父親は仕事中心となり、この責任を手抜きしてきました。それが職場社会の思い込みになっています。
主として家族の経済面を担当する父親の、家族に対する影響力はとても大きいのです。従来の考え方を変えて、子供を力支配するのでなく、子どもの気持ちを大事にするようになり、閉じこもり問題がほぐれ出すことを2人のお父さんは照明しておられます。
やさしいカウンセリング講義 小宮 昇
創元社 2000円
しあわせの心理学 小宮 昇
ナカニシヤ出版 1800円
心理療法入門 小宮 昇
創元社 2500円
各1冊の送料は、200円です。