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NHK歳末たすけあい義援金配分事業

テーマ:崩壊する家族 SOSを出せない子ども 〜青少年の怒りが社会へと向けられるとき〜

日 程:2010年3月27日(土)  午後1時30分〜4時00分   午後1時受付開始
場 所:スチュディオ新大阪会議室  〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-17-5
主 催:NPO法人ストレスカウンセリング・センター
参加費:1,000円(学生500円)

 

開会挨拶 13:30〜13:40

聞き取り調査報告 13:50〜14:50

●連続殺人事件に関する聞き取り調査報告

●不登校の子どもに関する聞き取り調査報告

シンポジウム 15:00〜16:00

「家族の機能と役割」
 〜不登校・引きこもり問題・連続殺人事件を通して考える〜
  講 師:前川哲治氏 (NPO法人ストレスカウンセリング・センター)

開催趣旨

青少年の心の闇が社会に向かって爆発したとき、他人を巻き込んだ事件として表出しています。
ある青年は、秋葉原事件の容疑者に対して「苦しかったら、なぜ、家に帰らなかったんだろう」と疑問を持ちました。
「苦しかったら家族を頼る」このことが今、若者の中では非常に困難なことになっています。若者のホームレス生活者の増加は、親にも助けをもとめることができない現状があることが明確になってきています。
若者や子どもたちは、なぜ、助けを求めないのか。
彼らは自分が抱えている心の闇をなぜ、社会に向けて爆発させるのか。 これらのことを不登校の子どもの生の声と同時に、事件の背景の実態調査をもとに、「崩壊している」といわれて久しい家族の役割を今、あらためて考えたいと思います。

NHK歳末たすけあい義援金配分事業

テーマ:家族の病理と青年の自律・自立を考える

日 程:2009年3月29日(日)午後2時00分〜5時00分
場 所:大阪NPOプラザ ホール  〒553-0006 大阪市福島区吉野4丁目29-20
主 催:NPO法人ストレスカウンセリング・センター
共 催:NPO法人関西こども文化協会
参加費:1,000円(学生500円)

基調講演

講師:広木克行氏(大阪千代田学園短期大学学長)
歴史的見地から、家族の変容を通して家族役割の変化、親役割の変化、子どもの役割の変化と現代社会が抱える課題解決のための家族・親の役割を提起いただく。

シンポジウム

コーディネーター

松浦善満氏(和歌山大学教授・和歌山大学教育学部長)

シンポジスト

広木克行氏(同上)
閉じこもりから脱却した女性
閉じこもりの青年の父親

開催趣旨

秋葉原連続殺傷事件やそれ以降に発生している刃物を使った殺傷事件は、青少年を取り巻く環境の厳しさが表出した。そこには、生きる希望を喪失し、生きる力が根底から揺らいでいる「閉じこもり」状態にある青少年の現状を突きつけられた。彼らが一様に供述しているのが「社会に対する攻撃性」と「家族の不満」「親への不満」である。家族や社会と距離を置く中で、一層の孤独感や疎外感を募らせた「閉じこもり」の状態の中、事件を起こしたとされる。だが孤独感や疎外感は、少なからず誰もが経験し、感じている。なぜ、この場合は一線を越えてしまったのか。
今回のシンポジウムは「家族」に焦点をあて、閉じこもり経験を持つ青年の自律・自立に向けた子育て、子どもとの向き合い方を考え、提起していく。多くの青年にとって、家族とは何か、いかにして家族の力を高めるか。閉じこもりの青年を孤立させないために、今回の事件を通して、家族のあり方を考えるきっかけとしたい。

 

NHK歳末たすけあい義援金配分事業

テーマ:子育てに体罰は必要か  〜不登校・ひきこもり問題を通して考える〜
  子育てに厳しさを求めないで!

日 程:2008年3月29日(日)午後1時00分〜5時30分
場 所:大阪NPOプラザ ホール  〒553-0006 大阪市福島区吉野4丁目29-20
主 催:NPO法人ストレスカウンセリング・センター
参加費:1,500円

基調講演

講師:深谷哲也氏(北星学園余市高等学校元校長)
 子どもの教育に「体罰」は必要なのか?

シンポジウム

シンポジストそれぞれの経験から「体罰」に関する考えを述べていただく。特に、宮本氏に関しては当事者としての経験を語っていただくことによって、家族関係(親子関係)の中で「体罰」のあり方を語っていただく。当センター理事長前川は、カウンセリングを通して、子育て観のあり方、体罰が子どもの心に与える影響を語る。

シンポジスト

深谷哲也氏:北星学園余市高等学校元校長
宮本明子氏:(キャリアカウンセラー)ひきこもり経験者から
前川哲治:(NPO法人ストレスカウンセリング・センター理事長)

不登校やひきこもりの子どもたちへの社会的評価は「甘え」や「逃げ」「現実からの逃避」など多々あります。だから「厳しく」育てなければ社会に適応できないといった子育て観があります。学校に行けないのに、この厳しい社会で生きていけるのか、この子育て観が親を不安にさせています。そして、子どもたちの生きる力を奪っています。 子育てに厳しさは必要なのでしょうか。厳しさとはなんなのでしょうか。 不登校の子どもを受け入れている学校の教育実践、ひきこもり経験者、カウンセリングを通して考えたいと思います。

NHK歳末たすけあい義援金配分事業

テーマ: 「閉じこもり(ひきこもりを含む)問題の 根本を解明する」

基調講演

前川哲治氏(NPO法人ストレスカウンセリング・センター理事長)

テーマ:「閉じこもり問題の根本的問題とは・・・臨床経験を通して」

シンポジウム

シンポジスト

前川哲治氏(NPO法人ストレスカウンセリング・センター理事長)
宮崎真意子氏(閉じこもり体験者・エネルギーヒーラー)
宮本明子氏(NPO法人ストレスカウンセリングセンターキャリアカウンセラー)
コーディネーター
松浦善満氏(和歌山大学教育学部教授)
日    程:2006年10月15日(日)午後1時30分〜4時30分
場    所:大阪NPOプラザ ホール  〒553-0006 大阪市福島区吉野4丁目29-20
主    催:NPO法人ストレスカウンセリング・センター

開 催 趣 旨

数年前の新潟女性監禁事件やバスジャック事件があいついだころから、閉じこもり(ひきこもり)問題のあることに社会は大きな関心をもつようになりました。
もっとも、閉じこもりという事実の発生はずっと以前になります。私は思春期以降の不登校を閉じこもりの代表例のひとつと見ており、不登校が登校拒否として社会的に問題とされるようになって30年くらいになります。私が閉じこもり症候群としてまとめたのは約20年前のことです。
社会は閉じこもり(ひきこもり)があるという現象に、関心をもつようになりましたが、その後「閉じこもりとは何か」、「閉じこもりにどう対処すればよいのか」などについて理解を深めてきたわけではありません。「閉じこもっている人が苦しんでいるのだ」という事実さえよく分かっていません。

そのような状況のところに、ここ1,2年、「ニート」という、英国で使われた言葉を、内容を変えて、わが国でも使うになりました。ニートの一部に含まれた、ひきこもりの特徴、問題があたかもニート全体の特徴、問題のようにすりかえられ、閉じこもり(ひきこもり)問題の深刻さがあいまいになりました。

このことを東大助教授の本田由紀さんはくわしく検討し、その共著『「ニート」って言うな!』のなかで、[ほぼ10年にわたり、悪化の一途をたどった若年雇用問題の咎を労働需要側や日本の若年労働市場の特殊性にではなく、若者自身とその家族に負わせ、若者に対する治療、矯正に問題の解決の道を求めている。]と述べています。実は、閉じこもりの問題も、根本的には社会が生み出した問題であることを無視してはいけないでしょう。
閉じこもりは対人的な緊張が強く、外出もしにくい状態です。状態がよくなってくると、外出もふえ、やがてアルバイトしたり、学校へ行ったりするようになります。状態がよくなるにつれて、閉じこもり的な面は残しているとしても、閉じこもり状態から脱しつつあります。さらには状態がよくなると、完治レベル(かつての閉じこもりが、ウソのように元気になる)にいたる人もいます。
ニート対策として集団生活訓練をしていますが、それに参加できるのは閉じこもり状態からかなりよくなってきている人か、働いていないものの、閉じこもり状態になっていないない人などでしょう。
人間関係がしんどくなり、人間関係を避けるから、閉じこもりになります。どうすれば人間関係をもてるようになるかが閉じこもり問題の核心です。

閉じこもりになると、人間不信が強く、否定的な生き方の極北のような状態になります。真剣だから、「どう生きるか」につまずき、苦しみます。社会に対して「そんな生き方でよいのか」という問いも含まれています。
「閉じこもりがどんな状態なのか」、「どうすればよくなっていくか」などを理解することは、どの人にとっても、「人間とは何か」、「本当に大事なことは何か」、「生きるとはどういういうことか」などについて見直すことになり、そのことを借り物の意見でなく、自分自身で見極めていく、貴重なヒントを与えてくれるでしょう。

 

「閉じこもりの人の両親の体験に学ぶ」

テーマ: ー両親の苦悩と本人との和解 閉じこもりからの脱出へー

シンポジウム

シンポジスト

父親 Sさん
母親 Kさん

コーディネーター

前川哲治氏(NPO法人ストレスカウンセリング・センター理事長)
日    程:2005年9月24日(土)午後1時30分〜4時30分
場    所:大阪府立ドーンセンター特別会議室
主    催:NPO法人ストレスカウンセリング・センター

開 催 趣 旨

閉じこもりの人は人間関係につまずき、カネ、モノ、力中心の、この社会は自分など受け入れてくれず、社会の期待するようにやっていくことができないと思い込んでいます。それでも、この社会にも自分を受け入れてくれる人が何人もいることが実感できるようになるなら、不信をもちながらも、社会に出ることができるようになります。  
しんどくて、ちゃんとしたことができない自分の存在を受け入れてくれる人がもっとも身近な両親であるなら、そのプラスの効果はきわめて大きく、元気になり、閉じこもりを抜け出すようになります。

本人の人間関係の基盤は親子関係であり、両親の本人に対する影響力はきわめて大きいのです。しかも、閉じこもっている人に共通てしいるのは、両親が本人を無条件に受けいれているという、両親の愛の実感を本人に伝えていないという事実です。ですから、閉じこもり問題が発生したときは、もう1度両親の愛を本人に伝えるという、子育てのやり直しが必要になります。
しかし、そのことは両親、ことに父親にとってとても困難なことです。両親の潜在意識にある、力中心的な社会の考え方が本人を「なまくら」、「甘ったれ」と見て、人間関係で傷つき、苦しんでいる本人を暖かく受け入にくくさせているのです。
それでも、社会の冷たい目に対して、両親は本人の味方になってあげることができます。
「子どもが大事」、「本人が元気になることが大事」という気持ち(それも愛です)が両親にあれば、両親は変わっていくことができ、不信から信頼へと、本人との関係を変えていくことができます。

船田さん(仮名)は、きびしく威圧的なお父さん、心配性のお母さん、おとなしく、よい子で、自慢の息子であった本人およびお姉さんの家族4人でした。はじめ、両親が来所、のち、本人さんも「しんどくて、働けない」と来所するようになりました。
両親はずいぶん考えを変え、本人さんに協力しようとするようになりましたが、本人さんは両親に対して拒否的で接触しにくい状態がつづいていました。やっと昨年末、両親に心を開くようになり、それから間もなく昨年末より働き出し、今日にいたっています。
両親も苦しみながら、それでも本気で本人さんを受け入れようという心境になり、その誠意が本人さんに通じるようになったのです。その貴重な両親の体験談を話していただきます。

なかなか本人が両親に心を開いてくれないと、両親があきらめることもあります。あきらめると、そこで不信関係が固定されます。あきらめず、両親の愛を伝えつづければ、かならず心を開く反応がでます。なぜなら、30代、40代になろうと、関係がどんなにこじれていようと、本人は両親の愛を求めつづけているからです。

閉じこもりのキーパーソンはほんとに父親なのか」

  〜閉じこもり問題の解決を探る〜

シンポジウム

シンポジスト

父親体験者: Gさん、Oさん
母親体験者: Yさん
脱出体験者: 真意子さん

コーディネーター

前川哲治氏(NPO法人ストレスカウンセリング・センター理事長)
日    程:2004年7月31日(土)午後1時30分〜4時30分
場    所:大阪府立ドーンセンター特別会議室
主    催:NPO法人ストレスカウンセリング・センター

開 催 趣 旨

閉じこもり問題の核心のひとつは「人間関係のつまずきによる、人生の挫折である」ということです。人間関係の基盤は両親との親子関係です。ことに父親は子どもの側からいえば、親であるとともに、社会の代表者という位置にあります。ですから、人間関係のたて直しのためには、両親の協力による、親子関係のやり直し、両親からいえば、子育てのやり直しが必要になります。
人間不信から対人恐怖を強め、人に心を開くことができない状態になり、両親に対しても、親不信から親に心を開くことことができません。
両親は気づかないまま、子ども(本人)にプレッシャーを与えつづけてきたのです。子どもから見て「親は安全」さらに「親は味方」と感じるようになれば、親に心を開いています。親が表面的に子どもを受け入れようとしても、親の潜在意識が「ちゃんとしたことができない子ども」を拒否しているなら、子どもは親の潜在意識をキャッチし、親に心を開きません。
つまり、子どもを無条件に受け入れられるような、自己変革が親にとって必要になります。この自己変革に強い反発を示す父親がきわめて多いのです。

「あくせく働いて家族を養い、社会でちゃんとやってきた自分が間違っているはずがない」と父親は思い込んでいます。そして、「子育ては母親がやればよい」と思い込んでいます。それがまた社会の主流な考え方でもあるのです。
実は、大人社会の実力者は主として中年以上の父親層であり、社会の主流的な考え方の担い手なのです。それは、モノ中心、カネ中心となり、力中心の人間関係を強め、経済面ではよくやっとしても、この社会を荒廃させ、閉じこもりの人を増加させることになりました。家族についても、経済面、物質面が必要だとしても、それだけが家族にとって大事だとし、信頼関係づくりという精神面を軽視することになりました。母親もまたこの社会の考え方の影響を受けてきたのです。
父親の考え方は変わらないのでしょうか。みごとに、苦しみながらも考え方を変え、子どもさんとの関係が好転し、子どもさんが元気に立ちあがるようになった体験をもつ二人のお父さんに出席してもらいます。さらにお母さん側、本人さん側からも参加してもらい、話し合っていただきます。

このような試みはわが国で初めてのことと思います。

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